昨今、非常に注目を集めているのがクロステックです。
クロステックのテックとは技術を意味するTechnologyのことを指します。
様々な要素とテクノロジーを組み合わせることにより、精度や効率を向上させることが出来るのがクロステックの特徴です。

クロステックの1つにHRTechがあります。
HRTechのHRはHumanResourceを意味します。
つまり、HRTechは人事とテクノロジーを合わせたものということです。
クラウドやビッグデータ解析、人工知能などを駆使することによって人事関連の業務を円滑に行うことが出来ます。
欧米では2000年の前後あたりから既にHRTechを始める企業が多くありましたが、日本では2010年以降これを導入する企業が増えています。
日本でHRTechが広まるまでに長めの期間を要した背景には、人事の流動性があります。
日本では終身雇用のシステムになっている企業がかつて多かったため、人事があまり流動的ではありませんでした。
しかし、近年になって終身雇用システムが徐々に崩れ、より良い待遇を目指して転職をする方が増えていきました。
人事が流動的になったことにより、人事の業務を一層効率化する必要性が高まったのでHRTechへの需要がアップしています。

クラウドのイメージ

HRTechでは人事の情報をクラウド上で管理することが出来ます。
パソコンだけでなく、スマートフォンでも情報を管理することが出来るのでパスワードなどを知っている方であれば社内の誰でも確認可能です。
これにより、採用活動や人材活用の手法に柔軟性を持たせることが出来るようになっていきます。
また、ビッグデータの活用を可能にすることもHRTechのメリットです。
これまでに起用した人材のデータや評価を確認して、その後の人事業務に活用することも出来ます。

勤怠管理や労務管理を円滑に行いたい場合もHRTechを導入することが有効です。
勤怠管理や労務管理にかかる時間を減らすことも出来るので、人件費の削減にも繋がります。
昇給させるかどうかの評価の基準を明白にすることが出来、従業員のモチベーションを向上させられる可能性が上がります。
データと会社の業績を参照すれば、その時点でどのような人材が会社の成長に必要なのかも見えてきます。
人材の採用基準は会社の先行きに大きな影響を及ぼします。判断を誤らないためにもTechnologyの導入は重要な要素と言えるでしょう。